この記事の目次
inlivingという世界観
inlivingというYouTubeのチャンネルをご存知だろうか。
出演しているのはririkaという女性で、一人暮らしの素朴な女の子の生活を撮ってあげるという、それだけのチャンネル。
ここ最近急激にチャンネル登録者数を伸ばしている。
僕が今まで見てきた女性YouTuberの中で一番ツボだ。
とりあえず動画を見てもらえば早い。
はい、可愛い。
喋りの間がしんどい人もいるかも知れないが僕はその間さえ好きだ。
もう一本見るとしたらこれ。
この記事では、inlivingさんから学べる女性YouTuberが売れるための要素を考えていきたいと思う。
inlivingさんをただただ可愛いと紹介するだけの記事はこちら。

ジャンプカットなしでも良質なコンテンツになる
ジャンプカットなしでイケてるということが新鮮だった。
ジャンプカットとはYouTuberの動画でよく見られる編集で、話しているときの細かい間を全部編集で削ぎ落として、テンポをあげるというもの。
次は有名なYouTuberヒカルさんの動画だが、会話にジャンプカットがかなり使われているのがわかる。
スマホで見られる「動画」はテレビ番組に比べて短い時間の中で見られる。
その中でできる限り情報量を多くして詰め込もうと思ったらジャンプカットを利用するのが有効で、最近のYouTuberはみんなジャンプカットを使う。
逆にジャンプカットを使っていないYouTuberはダレたような印象を受けてしまうことも多い。
inlivingはジャンプカットなし
inlivingさんの動画はジャンプカットを使っていない。
ゆったりとした喋り方で、間も長い。
逆にその間がinlivingの世界観を作り、女性らしさを、魅力を増している。
今のYouTuberの流れに逆らっているように見えるが、単純にみんなが使っている手法で編集するのではなく、コンテンツの内容と編集技術がマッチしていることが重要だと感じた。
inlivingさんの動画にジャンプカットを使ったら逆に魅力が減ってしまう。
プロデューサーがいるらしい
一見シンプルで素朴に見えるが、この世界観はかなり計算されていないと作り出せないと僕は感じた。
まだ登録者が一万人にも満たないときに見つけたのだけれど、10万人はすぐに超えると思った。
4月には30万人を達成しているのではないかと思う。
少し調べてみるとinlivingのチャンネルにはプロデューサーがいるらしい。
1本目の動画をアップする前から綿密に計画されたものに違いない。
出演者と別にプロデューサーがついているようなYouTuberは、特に駆け出しではいないだろう。
今から勝つためにはそれくらいのレベルで設計を練らなければいけないと思う。
チャンネルのコンセプトを1つに決める
チャンネルのコンセプトを1つに決めるということは、女性YouTuberに限らず大事なことだと思う。
inlivingでは一人の女性の素朴な一人暮らしの生活を撮るというコンセプトがある。
その大きなコンセプトを守って動画を撮る。
すでにYouTubeの世界でポジションを取っている人も、これからの時代はジャンル特化でしか残れない、的なことを言っていた。(誰かは忘れたが)
これは視聴者がたまたまその動画を見るだけの一見さんになるか、チャンネル登録してくれるかという大きな差につながってくると思う。
例えば「大学生ためのの勉強法」という動画を見た後にそのチャンネルの他の動画がどんなものかと見てみて、「ナンパ対決」という動画があるとする。
視聴者は「大学生のための勉強法」という内容に近いものを探してそのチャンネルの他の動画を探したのに、見てみると全然違った類の動画だ。
チャンネル登録したところで自分の見たいような動画がアップされるかわからないチャンネルにはみんな登録しない。
「何を放送するかわからないテレビ番組」に固定の視聴者はつかない。
「何を出されるかわからないレストラン」に行く客もいない。
これからはYouTubeにおいても大まかなコンセプトを決めることが大切だ。
飲食店で言えば「中華料理」とか「イタリアン」とかそれぐらいの大まかなテーマを決めておくことだ。
ブログもジャンル特化が固定読者を得る
ブログでも雑記ブログといわれるものと、ジャンル特化ブログといわれるものがある。
雑記ブログはいわゆるブログで、自分の好きなことを自分の書きたいように書くものだ。
一方でジャンル特化ブログはあるジャンルについてだけ書いたもの。
YouTubeと同じ理論で、雑記ブログには固定読者がつきにくいが、特化ブログは自分の興味のあるトピックが投稿されるという保証があるので固定読者がつきやすい。
YouTubeはブログの固定読者以上に「チャンネル登録」に意味があると思うので、YouTubeを始める前にはよりシビアに「コンセプト」について考えた方がいいだろう。
調子に乗りました、成敗してください
これだけ偉そうに書いた僕は、YouTubeの活動をまだ一切していない。
そう、信用してはならない。
どうか気分を害されることなくこのサイトを閉じてください。
(できれば閉じないで他の記事も読んでほしい…)
しかしながら今現在YouTuberのプロデュース中なので乞うご期待!