自宅待機で過ごす時間の有効活用法
散々テレビやネットのニュースで情報を取り入れて、自宅待機をして過ごしていると思いますが、やることがなくて困っている高校生も多いでしょう。
そこでこの記事では外出自粛している高校生のために、有効な時間の使い方を2つほど紹介します。
最後まで読むと絶対に得をさせます。
勉強をする
「いきなり勉強とか言うな」
「ただでさえストレスたまってんのに勉強とかするわけないだろ」
って思ったかもしれません。
もうちょっとだけ聞いてください。
正直今、普通の高校生は勉強なんてしないと思います。
こんな非日常的な状況だと気が散ってゲームとかマンガに没頭するのもわかる。
でもこんな合法的に学校に行かずに済んで、”自分の勉強”だけをできるチャンスはなかなかない。
もうちょっとだけ話聞いてください。
自分の勉強ってなに?
「自分の勉強」と言うと意味不明かもしれないので説明します。
まず学校は集団授業で、40人くらいに同時に同じ授業をする。
でも生徒の苦手得意や、勉強の進み具合はバラバラ。
勉強は自分の学力や学習範囲の一歩先を習うのが最も効率の良いやり方なので、学校の授業がちょうど合っていると言う人はごくわずかです。
だから、学校も活用するべきなんだけど、自分にぴったりと合った勉強を自分でする必要があるんです。
普段は朝から夕方まで学校の授業があるので、ほとんどの人が自分の勉強ができない。
でも今休校になって、100%自分の勉強ができる。
多少の課題が出ているかもしれないが、それでも普段ではありえないくらい自分の勉強に時間を割ける。
大抵の学校がとりあえずゴールデンウィーク明けまで休校だから、こんなチャンスはもう受験が終わるまでやってこない。
みんながダラダラと時間を過ごしている中で、あなただけが頑張れば、受験のときに圧倒的な差ができる。
本当にありえないチャンスなんです。
夏休みもだいたい1ヶ月くらいあるけど、夏休みなんてどんな人でも勉強する。
だから差をつけるのは今がチャンス。
自分の勉強の仕方
では「自分の勉強」はどうやってすればいいのか。
まずこれまで受けてきた模試などを利用して自分の学力を確かめます。
そして家にある問題集を引っ張り出して、自分がぱっと見で3割くらい解けるような問題集を探してください。
これが自分の学力を最も効率的に伸ばせる問題集を選ぶ基準。
各科目1冊決めます。
それを1ヶ月かけてひたすら解いていく。
わからない問題がなくなるまで繰り返し解いていく。
わからないものは、教科書やスマホで調べて解決していく。
「最初に3割くらい解けそう」という基準は、粘り強く考えて、自分で調べれば、自分一人で取り組めるというところと合致しています。
そしてあなたの学力が今どんな状況でも、自分にあった参考書を1冊完璧にすれば、ガラッと変わります。
生まれ変わるレベルで世界が違って見えます。
たった1冊だけで、今後の成績、そして志望校、大学受験の結果まで変わりうるんです。
だからこれから1ヶ月かけて1冊を完成させるということを強く推しています。
もちろん学校で配られたものでも自分のレベルに合っていればOK。
コロナによる休校でやるべきこと1つ目は「自分の勉強」でした。
将来の夢や人生設計について考える
勉強するのにもモチベーションが必要。
なんのために勉強しているかわからないという高校生も多いです。
こんなことを言っている僕ももちろん勉強は嫌い。
できることならやりたくない。
そんな人は、ただ行きたい大学に行くため、将来自分のしたいことをするための手段として割り切って勉強するのがオススメ。
やっぱり勉強が全部じゃないと言っても、勉強をしてると将来の選択肢が広がることは間違いない。
だからそのために自分の将来の夢を考えたりする時間にしてほしいと思います。
将来の夢と受験勉強の関係
将来やりたいことをできるだけ具体的にすると、志望校も明確になるしやるべき勉強も明確になってくる。
たとえば「機械に興味があるから工学部に行こう」だとどの大学の工学部に行くべきか明確じゃない。
でも「人命救助のためのロボットを作りたい」だったら、〇〇大学の工学部の〇〇教授がその分野に強いから、志望校もそこにしよう!って感じでより具体的になる。
「お医者さんになりたい」だとどこでもいいけど、「iPS細胞を使った再生医学に興味がある」だと京都大学や大阪大学にしようって感じで自然と志望校が見えてくる。
だからできるだけ将来の夢を具体的にすることが、志望校を決め、モチベーションを上げることにつながるんです。
1ミリも将来の夢が決まっていない人へ
でも自分は将来やりたいことなんて全くないって人もいると思う。
そういう人はこの休校になってできた時間を使って、自分のやりたいことを見つけてほしい。
そのためにはいろいろなことに積極的に興味を持って情報収拾することが大切です。
それはネットサーフィンをするでもいいし、雑誌や漫画を読むのでもいいし、本を読むのでも、テレビを見るのでもいい。
そこから何か自分の興味のあることを見つけようという姿勢で、情報に触れます。
たとえばグルメ番組を見ていて、おしゃれなカフェが出てくる。
そんなレストランを経営してみたいと思うから、飲食の専門学校に行こうと思うかもしれない。
もしくは経済学部か経営学部に進学するのも一つの手です。
そうなると、経済学部や経営学部はどこがいいのか?を考える。
東大の文科2類は経済学部に進める。一橋大谷上智大なんかもいいかも。経済じゃなくて経営学部でいうと神戸大学なんかも強い。自分の学力と相談して、目標に設定するにはどこの大学がいいかな?
こんな感じでどんどん具体的になっていく。
とにかく具体的にして、夢から今すべきことを逆算するんです。
2つ目の今やるべきことは「自分の夢を見つけて、具体化する」でした。
まとめ
今回の休校でできた時間にするべきことは
- 自分の勉強をどんどん進める
- 自分の将来の夢を明確に、具体的にする(ない人は見つける)
でした。
せっかくできた自由な時間なので、ゲームするのもいいですが、全てを無駄に過ごさないようにしましょう。
さいごに
自分自身が外出しないことによって、どれほど感染拡大を防ぐ効果があるのかがわからない、というのが若者が不要不急の外出をなかなか自粛をできない要因ではあると思います。
しかし中国や欧米の現状を見るとそれが確実に状況をよくすることが明らかなので、自分の大切な人を守るためにも頑張りましょう。
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