この記事の目次
Twitterで突如送られてくるDM自己PR
はじめまして!
今東京で学生やってるゆうきって言います!
僕は趣味や得意なことをお金に変えて、余裕ができたので、寝たいときに寝て、食べたい時に食べて、やりたいときにやりたい事をして過ごしてます!
その中で、人の出会いや繋がりが自分にとって大切なことだと感じ、もっと色んな人と交流したくて、DMさせてもらいました(^o^)
僕は今20歳なんですけど、おいくつですかー?
Twitterにはびこるネットビジネスマン()
やたらと「稼ぎまくって金使いまくって人生勝ってます」アピールをしてくる。
またか鬱陶しいんじゃぁあ!と思う人も多いと思いますが、あまりのDM(ダイレクトメッセイージ)の数と高級な食事や買い物の写真を見て少しは興味を持つ人もいるのではと思います。
結論から言うと99%があなたをカモにしようとする人なので、DMは返信せず無視しましょう。
この記事を最後まで読めば
- SNSでビジネスに勧誘してくる人はどうやってお金を稼いでいるのか。
- なぜTwitterなどのSNSで僕たちを勧誘してくるのか。
- お金をだまし取る手口。
- よくあるネットビジネスについて。
が、しっかり短時間でわかると思うのでぜひご参考に!
僕の大学の同級生も騙された!
僕の大学の同級生、田中くん(仮名)も被害者の一人。
薄っぺらいネットビジネスのDVD教材に30万円という大金を支払ってしまいました。
ただ、何が怖いかというと「本人は全然騙されていることに気づいていない」ということ。
お金を払わされてからしばらく時間が経つまで自分の過ちを認識していません。
おー怖い。
キラキラした目で話してくる同級生
ある日田中くんと昼休みにおしゃべりをしていた。
田中くん:ツイッターでビジネスやってでDMやって来る人いるやん?
どう思う?
僕:いやーあんなん嘘やろ。
田中くん:いや、DMきてさ、興味本位でやり取りしててんやんか。
僕:うんうん。
田中くん:んで一回面白半分で会ってみたんよ。
僕:会ったん?!
田中くん:
いや、それがさ、めっちゃすごい人やったんよ。
ネットビジネスだけで月70万稼いでるらしい。
その仕組みがさ、ブログを開設して、そこで自分の得意な知識を記事にするんよ。
自分やったらずっとやってきたテニスのことかな。
それでアクセスが集まってきたら、その知識とかをまとめた教材を作って売る。
自分のブログに来た人はそのことに興味がある人しかいないから、高値で売れる。
すごくない?!
僕:……、うん、まあ。
(信じてんのかーい!これほどネットリテラシーが広まってなお信じてしまう人がいるのか….。)
田中くん:
んで今その人と一緒にビジネスしてるんよ。
色々教えてもらってるわ。
最初は30万円のDVD教材買ったんやけど、3ヶ月後には月に何十万の利益が出てくるからすぐに元取れるらしい!
僕:?!?!!?!?!?!?
(もうすでに金払ったんかーーーーーーい!!!大学生ってそんな簡単に騙されんのか?!しかも30万って….。)
金は尊い・・・・・・
お前らの認識、想像より
はるかに尊い・・・・・
早めにあなたを止めるためにとりあえずSNSで怪しい人と関わるのはやめておいたほうが良いということをゴリ押ししたい。
冷静に考えましょう
人に簡単に稼げる方法を人はわざわざ教えない
普通に考えてお金を簡単に稼げる方法を知ってたら自分一人で稼ごうと思いません?
わざわざ自分の時間を使って赤の他人に教えますか?
僕なら他人に教える時間があったら自分で稼ぎまくって自分に時間を使います。
ビジネスの経験が浅い大学生や20代の若者が簡単に稼げるわけがない
ツイッターみてたらみんな「儲かりましたー!」みたいなツイートしまくってますね。
みんな若くてフレッシュなイケイケの兄ちゃんねえちゃん。
そんな今までビジネスもろくにやってこなかった人間がすぐに稼げると思いますか?
どれほどの知識と詳細があるのだろうか。
エセネットビジネスマンがお金を稼ぐ仕組み
ネットビジネスで稼いでいるというのは何パターンもありますがよくあるものを紹介します。
1.情報商材で稼ぐ!というパターン
これはこの記事に出てくる田中くんが騙されたパターンです。
あなたは情報商材をご存知でしょうか。
情報商材は昔からあるビジネス形態です。
知識、情報などを書籍、DVD教材、PDFなどの媒体で販売します。
内容はスポーツ、恋愛、ビジネス、など様々なものがあります。
中には良心的な価格でしっかりした内容のものもありますが、信用ならない無価値のものもたくさんあります。
エセネットビジネスマンは「ブログやSNSで自分の知識を発信して、さらに高値の情報商材の販売につなげる」という説明をしますが、事実はその情報商材で稼ぐということ自体を情報商材として僕たちに売りつけるという悪質なものです。
そもそもそこらへんの大学生が、専門家並みの役に立つ知識を持っているはずがありません。
2.FX、株、バイナリーオプション、仮想通貨などで稼ぐ!というパターン
お金を稼ぐ方法自体を情報商材として売りつけるパターンです。
シンプルですね。
最初は「無料で教えます!」と言いながら親しくなってくると「これ以上は流石に有料になっちゃうなぁ」という感じで僕たちに課金させるのが狙いです。
この課金のさせ方も汚くて、売りつけるものをいくつも用意しておいて、最初は低価格で売るのですが、どんどんと次の商品の値段を高くして行きます。
「ここまできたら次の情報も買ったほうが良いのでは…?」という人間の心理を突いてきます。
3.コミュニティの会費で稼ぐ!というパターン
このパターンは直接商品を売るわけではありません。
「オレらキラキラネットビジネスパリピの仲間入りしよーぜ!」
「ビジネスを教えてやるよ!」
そう言って「ネットビジネス仲間」のようなコミュニティに僕たちを勧誘します。
もちろんそのコミュニティには会費が必要。
場合によっては会員のランクなどがあり、より上のランクの会員になるためには高い会費を払う必要があるといったことも考えられます。
本当のお金の稼ぎ方やビジネスは知らないけど、そのコミュニティの会費で稼いで、ビジネスで成功しているように見せかけます。
以上の3つが主なパターン。
「どうやって稼いでるんですか?」と聞くと少し賢いエセネットビジネスマンはこの3パターンのどれかで返信をしてくるはず。
詳しくは教えてくれないが。
Twitterでカモを探して金を払わせるステップ
なぜ彼らがツイッターでそんなにもDMを送って、勧誘してくるのかを説明します。
これを知っておくと「ああ、また君か、もう魂胆はわかっているよ。」と絶対に騙されない鉄壁のネットリテラシーが身につくでしょう。
1.僕たちをフォローするのは自動ソフトだ
彼らは僕たちをフォローしてくる際、「フォローする」ボタンを一人一人ポチポチ押しているわけではありません。
勝手にいろんな人をフォローしまくる自動ソフトを使っています。
同じ名前のアカウントを量産し、手当たり次第にフォローします。
僕たちのプロフィールも、ツイートも一切見ていません。
さらにDMを送ってくるのも自動ソフトです。
フォローされてしばらくすると彼らは相互フォローのフォロワーにDMを一括で送るという機能を使って、DMを送りつけてきます。
だから僕たちがツイッターのプロフィール文に「ネットビジネスは興味ないのでフォローしないでください」と書いたところでなんの意味もありません。
エイリアンのようにフォローしてきます。
2.返信すると「脈あり」リストに入れられる
彼らが送ってきたDMに、少しでも返信すると彼らは自動ソフトではなく、手動で再び返信を続けてきます。
反応を示すと顧客候補のリスト、脈ありリストに入れられるのです。
彼らはそこからカモにする人を見つけ出すのです。
「カフェで会って話しましょう!」と言ってきます。
エサを見つけたサルのような勢いに変貌します。
3.実際に会うともっとゴリゴリ勧誘される
少しの興味本位で会いに行っても実際にお金を払わされることになるほど、会った時点でヤバいと思ってください。
彼らは一人で勧誘しません。
チームプレーで金を払わせようとします。
「一対一で会って少しお話ししましょう」と誘われても実際に来たのは2人というのもザラ。
彼らは自分より話のウマい仲間を連れてきて、複数人で勧誘してきます。
4.彼らも騙されていることも多い
DMを送ってくる彼らもまた、その昔DMを送りつけられ、ビジネスに勧誘され、同じことをするように自分も教えられ、同じような手法でツイッターでビジネスの勧誘を始めます。
だから彼らは自分たちのやっているビジネスがあまりよろしくないことだとすらわかっていない人も多いはず。
地球外のエイリアンだと思って接しましょう。
5.ツイッターのフォロワーは買える
みなさんご存知でしたでしょうか。
最近は話題になることも多いのですが、Twitterを含め、あらゆるSNSのフォロワーは買うことができます。
お金でフォロワーが買えるような業者が存在するんです。
だから、「この人はフォロワーがまあまあいるからちゃんとした人じゃなかろうか」という考えは捨てましょう。
今やもうフォロワー数はなんの信ぴょう性もありません。
さいごに
ここまで詳しくツイッターエセビジネスマンの仕組みを理解できたらもうDMに返信する気は起こりませんよね。
それでも興味を持ってしまうあなたはよっぽどのドM。
悪いことは言わないので向こうからDMをしてくる人には関わらないでおきましょう。
楽にお金を手に入れられる方法はないです。