これをやっておけば間違いない
この記事では、「医学部に受かるにはどの参考書をやればいいの?」「問題集で一番のオススメは?」という疑問に対してサクッと解答します。
「とりあえずこの一冊が間違いない!」と言えるものを筆記試験で必要となる教科である数学・英語・物理・化学・生物について各教科1冊厳選して紹介します。
各教科の詳しいことを知りたい方は関連記事を読んでみてください!
志望校のレベルなどによってどの問題集をこなせば良いか詳しく解説しています。
数学
数学で選ぶならこの一冊「医学部攻略の数学」です。
実際は1A2Bと数3で2冊に別れているのですが…
「医学部攻略」という名前ですが、過度にハイレベルなわけではなく、本番ではしっかり解き切りたいようなレベルのものが大半。
「この問題が解けるかどうかで医学部への合否が変わってくるのだろう」という印象をもつ問題が揃っています。
マスターすれば東大や京大などの最難関を除く、たいていの大学の医学部には合格できる力がついているはずです。
解説もしっかりしていてわかりやすい。
英語
英語では「英文解釈の透視図」を選びました。
どの大学も英文和訳問題は出ると思います。
その英文和訳問題を高い完成度に仕上げるための1冊です。
ち密な英文解釈(=構造を分析すること)ができて初めて英文和訳が可能となります。
この問題集を使えば「省略・倒置・挿入・協調」などの医学部受験者はぜひ攻略しておきたい頻出ポイントが全て整理できる。
実は英文解釈問題をしっかりと演習してレベルを上げることは、英文和訳問題を解くこと以外にも役に立ちます。
英語の力を総合的に高めることができるんです。
英文解釈が完成されていれば長文読解も瞬時に、読み間違いなく解ける。
英作文も文法上のミスなく、論理のしっかりした洗練された文章を書くことができるように。
まずは英文解釈にじっくりと時間をかけてから他の分野にも手をつけましょう。
物理
物理は有名な「名問の森」が良いと思います。(これも2冊組)
よく出るハイレベルかつ典型問題を一通り網羅しています。
小問ごとにもレベルが☆表示されているので、「合格するにはどこまで本番でも解けなければならないか」という感覚も身につけることができます。
レイアウトが綺麗で解説もわかりやすいです。
ちなみに物理の「標準問題精講」は難しすぎて医学部志望者であってもほとんどの大学では必要ないレベルなので注意してください。
化学
化学では「標準問題精講」がおすすめ。
問題数もちょうどよく、医学部受験者が本番で解かなければならないオーソドックスかつ思考力の必要な問題が揃っています。
解説もかなり丁寧でわかりやすくなっているので、独学でも進められるでしょう。
「化学の新演習」という問題集もおすすめですが、問題数が300問以上とあまりに多いので時間に余裕のない人はこちらの「標準問題精講」で良いと思います。
問題のレベルとしては2つはだいたい同じです。
生物
生物も「標準問題精講」が間違いない一冊です。
見やすくて解説も丁寧、ひとりで勉強しやすい。
医学部受験者にも必要十分なレベルと問題数です。
難しい問題についても要点がまとまっているのですんなり吸収できて、ハイレベルな力をつけることができます。
さいごに
以上が「1冊だけ選ぶなら!」という基準で考えたものです。
もちろん医学部に合格するには1冊だけでは足りないです。
この記事で紹介した問題集を解くのに必要な力をつけるためにはより易しい問題集からこなしていきましょう。
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