スタディサプリで医学部に合格するための戦略

スタディサプリで医学部合格は可能か




結論から言うと、スタディサプリだけでは医学部に合格することはできないでしょう。

けれど授業の質は高く、月々¥980のコスパの高さも生かさなければもったいない!

特に「予備校に通うお金がない」「近くに予備校がない」「学校の先取りをしたい」「宅浪をしている」という人にはうってつけです。

スタディサプリだけでは医学部合格は無理ですが、スタディサプリと参考書で予備校には通わずに医学部に合格するための戦略を考えていきたいと思います。

スタディサプリだけでは無理な理由

スタディサプリの合格者体験記には東大、京大、慶応、早稲田、など名だたる有名大学の合格者が並んでいます。

しかしスタディサプリのみで合格したという人はほとんどいないと思われます。

体験記にも他塾に通っていたとはっきり記している人が多く、スタディサプリ使って受かりましたと言われてもスタディサプリの合格への貢献度がいまいちわかりません。

今回、僕は14日間の無料体験期間を使って高3の全ての講座を1講義ずつ受けて分析しました。

その結果、講座のレベルとしては難関大学の医学部受験者にも十分なものが揃っていることがわかりました。

ではなぜスタディサプリだけでは無理かと言うと、演習量が足りないからです。

予備校や塾に通っていると宿題が必ずと言っていいほど課されるので相当な演習量が確保できますが、スタディサプリでは宿題が出されることはありません。

塾・予備校勢との差がつくのはここです。

彼らに負けないようにするためには自分で問題集を解いて十分な演習を積む必要があります

この記事では「地方国公立医学部・標準私立大医学部」向けと、「旧帝大国公立医学部・難関私立大医学部」向けに分けて、予備校ではなく参考書・問題集で補う方法を書きます。

スタディサプリとどの問題集をすればいいか

ここからスタディサプリの講座のレベルとそれに応じたやるべき問題集を見ていきます。

まず2次試験にも多くの人が必要であろう英語・数学・理科に関してです。

数学

易しいレベルは小学4年生から高校3年生まで揃っているので、簡単なところから始めようと思えば好きなだけレベルを下げられます。

高校3年生用の講座では、「スタンダードレベル」「ハイレベル」「トップレベル」の3種類あります。
どれも1A2B3が揃っています。

簡単にいうと「スタンダードレベル」で扱う問題は黄色チャートレベル。

「ハイレベル」は青チャートの例題・練習問題・Exercises。

「トップレベル」は青チャートの総合演習すなわち難関大学の2次試験レベルです。

「トップレベル」までをマスターすれば地方国公立大学医学部、標準私立医学部は十分に合格点+αを取ることができるようになっています。

授業だけでは演習量は不足するので、そこは問題集で補う必要があります。

地方国公立医学部・標準私立医学部の志望者向け

「トップレベル」までをマスターすればかなりレベルの高いところまで到達しています。

あとは演習量を増やすだけ。

次の問題集がオススメ。

1、標準問題精講

この問題集は1A、2B、3の3冊あります。

スタディサプリの「ハイレベル」から「トップレベル」の問題が載っているのでこの講座を終えた人にはちょうどいいレベルです。

レイアウトも綺麗で使いやすく、解説もわかりやすいです。

2、青チャート

ちょうど青チャートのレベルと被っているのでこれもオススメです。

問題数が多いのでこれだけで受験までの演習量確保には困らないでしょう。

3、理系数学入試の核心 標準編

青チャートのExercisesレベルまでの問題が載っています。

1Aから3までが全て載っています。

全部で150問です。

問題数がそこまで多くないので青チャートや標準問題精講では心が折れそうな人にはオススメです。

重要な問題が厳選されているので少ないわりに多くのことが学べる問題集です。

難関国公立医学部・難関私立医学部の志望者向け

旧帝大の志望者や慶応・順天堂などの志望者はもうワンランク上の問題集にも取り組んでおきたいです。

このレベルの大学の受験者には次の問題集がオススメ。

1、上級問題精講

難関大学志望者はぜひ取り組みたい問題集です。

「これが解けるかどうかで合否が変わる」というようなレベルの問題です。

解説がとてもわかりやすいので一人で十分に取り組めます。

2、理系数学入試の核心 難関大編

全部で60問ほどですが超難問揃いです。

上の「上級問題精講」よりも難しい。

ただ、クセの強い問題というわけではなく応用力が鍛えられる良問ばかりです。

間違いなく数学が得点源になるでしょう。


英語

ここから英語に関して説明していきます。

英語では文法編と読解編には「スタンダードレベル」、「ハイレベル」、「トップレベル」の3つの講座が、英作文編には「トップ&ハイレベル」の1つの講座が用意されています。

まず文法についてですが、文法を習得の程度は大学のレベルに関係ありません。

どの大学を受けるにしても文法は完璧にする必要があるからです。

「文法が全くわからない」というレベルでなければ「ハイレベル」から受講しても大丈夫です。

文法編を担当している関正生先生はとてもわかりやすいので一通り受講することで文法が完全に理解できるでしょう。

文法はもうマスターできている!という人は文法編の受講は必要ないと思われます。

読解編ですが、長文の読み方を1から学びたい人にはとても有用です。

文法を駆使した1文1文を理解するミクロな視点から、その長文が題材としている事項を理解するマクロな視点での解説まで充実しています。

長文読解の仕方を一通りマスターできる良い講座です。

すでに長文読解には慣れているという人は自分で問題集を解いていきましょう。

地方国公立大学・私立医学部の志望者は「ハイレベル」までを受講すればレベル的には十分でしょう。

あとは問題集でさらに読解量を増やして得点率をあげていきましょう。

旧帝大医学部・難関私立大医学部の志望者は「トップレベル」も活用したいです。

難しい長文問題で高得点を取るための力をつけることができます。

医学部志望者にはぴったりの講座。

次に、英作文編では本当に基本的な内容から扱っています。

「トップ&ハイレベル」とありますが英作文を始めて取り組むという人も大丈夫な内容です。

ただ、特に難しい内容を扱っているわけではないので医学部志望者にはこの講座一つでは不十分。

当たり前ですが添削をしてもらえるはずもないので演習不足になります。

よければ次の記事も参考にしてください。

医学部合格がぐっと近づく!英作文のオンラインネット添削で圧倒的経験値を積む方法

地方国公立医学部・標準私立医学部の志望者向け

まずはこのレベルの人向けの問題集です。

読解編の「ハイレベル」を終えたら取り組みましょう。

1、やっておきたい英語長文500

500語ほどの長さの長文問題が載っています。

オーソドックスで様々な話題の問題が揃っているので長文の演習量を増やしていこうという人にオススメ。

解説もわかりやすいです。

2、合格へ導く英語長文Rise 読解演習3.標準~難関編

ちょうどこのレベルの人向けの問題集です。

500〜800語レベルの問題が載っています。

レイアウトがとても綺麗で見やすいです。

難関国公立医学部・難関私立医学部の志望者向け

旧帝大医学部・難関私立大学医学部志望の人が「トップレベル」の講座を受け終えた後に解いておきた

問題集を紹介します。

1、やっておきたい英語長文700

700語ほどの長さの問題が載っています。

やっておきたい英語長文500と同じ編集部なので続けて使いやすいと思います。

2、合格へ導く英語長文Rise 読解演習4.最難関編

同じく綺麗なレイアウトで使いやすい問題集です。

ここまでやれば難関大の長文も怖くありません。

物理

次は物理です。

物理は「スタンダードレベル」と「トップ&ハイレベル」の2種類あります。

「スタンダードレベル」は物理を習ったことのない初学者のための講座で、「トップ&ハイレベル」は一通り基本的な問題は解けるようになった人向けです。

扱う問題は、「スタンダードレベル」は「物理のエッセンス」や「らくらくマスター」、「入門問題精講」から「良問の風」程度のレベル。

「トップ&ハイレベル」は「重要問題集」から「名問の森」程度のレベルです。

地方国公立・標準私立医学部志望の人は「トップ&ハイレベル」の受講は必要ないと思います。

「スタンダードレベル」の講座を受け終えた後は問題集を使って演習量を積みましょう。

旧帝大・難関私立大医学部志望の人は「トップ&ハイレベル」まで受講したいです。

自力で問題集を使ってそのレベルまで到達できる人は結構ですが、授業での解説がないと厳しいという人が多いと思うので受講をオススメします。

では問題集を紹介します。

地方国公立医学部・標準私立医学部の志望者向け

「スタンダードレベル」を受け終えた人が取り組みたい問題集を紹介します。

授業で扱う問題だけでは演習量が足りないので問題集で補いましょう。

1、重要問題集

「スタンダードレベル」の講座を受け終えた後にちょうどいいレベルのオーソドックスな問題が揃っています。

解説もクセがなく誰にとっても使いやすい問題集です。

これ1冊を完璧に仕上げれば標準レベルの大学では十分に合格点に達することができるでしょう。

2、良問の風

重要問題集よりもやや簡単ですが典型的でどれも解けるようになっておきたい良問揃いです。

重要問題集に取り組むのは少ししんどいと感じる人にオススメです。

巻末の論述問題も自分の理解を確かめるのに有効です。

難関国公立医学部・難関私立医学部の志望者向け

旧帝大医学部・難関私立大学医学部志望の人が「トップ&ハイレベル」の講座を受け終えた後に解いておきたい問題集を紹介します。

1、名門の森

2冊に分かれています。

この問題集をマスターすれば東大や京大以外の大学は医学部であっても合格レベルに達するでしょう。

オーソドックスでありながら難関大のための思考力を鍛えられる問題が数多く載っています。

2、標準問題精講

「標準」と言いながら、大学受験物理の問題集の中で最も難しいです。

東大・京大の志望者や医学部志望者の中でも物理で圧倒的に差をつけたい人は取り組みましょう。

化学

化学に関して説明します。

化学は理論編と無機編は「スタンダードレベル」と「トップ&ハイレベル」の2種類が、無機編は1種類のみがあります。

無機化学は覚えているかどうかだけが問題なのでレベルわけする必要がないから講座が1種類なのだと思われます。

「スタンダードレベル」は初学者の人向け、「トップ&ハイレベル」は化学をある程度勉強してきた人向けです。

扱う問題は「スタンダードレベル」は「入門問題精講」や「基礎問題精講」から「化学の新標準演習」、「重要問題集」程度のレベル。

「トップ&ハイレベル」では「重要問題集」や「標準問題精講」から「化学の新演習」程度のレベルです。

地方国公立医学部・標準私立医学部の志望者は「スタンダードレベル」でOK。

旧帝大医学部・難関私立大医学部の志望者「トップ&ハイレベル」まで受講したいです。

化学も授業で扱う問題だけでは演習量が足りないので問題集で補います。

地方国公立医学部・標準私立医学部の志望者向け

1、重要問題集

「スタンダードレベル」の授業を受けたら十分に取り組めるレベルです。

これをマスターしたら過去問などに取り組んで良いでしょう。

難関国公立医学部・難関私立医学部の志望者向け

1、化学の新演習

「トップ&ハイレベル」と同等、もしくはそれ以上のレベルの問題を数多く網羅しています。

圧倒的な演習量を詰めるのでこれ1冊でかなり力がつきます。

2、標準問題精講

上記の「化学の新演習」の問題数が多すぎて無理、という人はこちらがオススメです。

レベルは同じですがよく出る重要問題が100問程度厳選されています。

こちらもマスターすればかなり力がついているはずです。

3、新理系の化学問題100選

さらに時間に余裕がある東大・京大の志望者、化学で圧倒的差をつけたい人は取り組むと良いでしょう。

大学受験化学の問題集の中で最も難しいです。


生物

次は生物です。

生物は「高3生物」と「トップ&ハイレベル」の2講座ですが、「トップ&ハイレベル」は難問演習のための講座という位置付けですので10講義だけです。

塾でいう難問を扱う夏期講習的なものなので「高3生物」と「トップ&ハイレベル」のどちらか一方を受けるということではなく、難関大受験者も「高3生物」を受講した後に「トップ&ハイレベル」を受講する、ということになります。

地方国公立・標準私立大医学部志望者は「トップ&ハイレベル」の講座を受講する必要はないでしょう。

扱う問題は「スタンダードレベル」は「基礎問題精講」から「重要問題集」程度のレベル。

「トップ&ハイレベル」ではさらに「標準問題精講」レベルまで扱います。

地方国公立医学部・標準私立医学部の志望者向け

「スタンダードレベル」を終えた後にやるべき問題集はこちらです。

1、重要問題集

授業で扱う問題と同程度のレベルのものが載っています。

これ一冊でかなりの力がつきます。地方国公立志望者であればこの後過去問に移ってよいでしょう。

2、標準問題精講

授業で扱う問題よりもワンランク上の問題が載っています。

この問題集をマスターすれば地方国公立・標準私立医学部の受験者は周りと差をつけることができます。

難関国公立医学部・難関私立医学部の志望者向け

「トップ&ハイレベル」の授業まで終えたら次の問題集に取り組みましょう。

1、大学入試 全レベル問題集 生物 4

授業で扱う問題と同等、もしくはそれ以上の問題が載っています。

この問題集が解ければ大抵の大学は合格点に達するでしょう。

解説が詳しくレイアウトが見やすいです。

2、大森徹の最強問題集159問 生物

さらに演習量を増やしたい人にはこの問題集がオススメです。

細かい知識が問われるような難問が数多く載っています。

有名講師による解説でわかりやすく一人でも勉強できるでしょう。

センター試験のみで必要な教科について

国語・社会に関して医学部受験者はセンター試験のみで良いですね。

スタディサプリではセンター対策講座も揃っています。

国語と社会で言えば
現代文・古文漢文・世界史B・日本史B ・地理B・現代社会・政治経済・倫理
の講座が揃っています。

センター試験には必要ない余分な知識を覚える必要がないので便利です。

センターレベルの問題のみを効率よく勉強することができます。

さらにいうと社会に関してはどの科目であっても覚えているかどうかが100%得点に関わってくるので人によっては授業は必要ではないでしょう。

暗記科目であってもまずは先生の話を聞いて理解したいという人はスタディサプリでの受講をオススメしますが、市販の参考書のみで9割越えを狙うこともできます。

さいごに

以上がスタディサプリを使って医学部受験をするための戦略となります。

再度言いますが、スタディサプリで扱う問題のレベルは十分難関大学の医学部レベルです。

足りないのは演習量

ここは自分で確保するしかありません。

紹介した問題集を使えばスタディサプリからスムーズにステップアップできます。

ぜひスタディサプリをうまく利用して合格を勝ち取ってください!

月額¥980でこのコンテンツの充実度!利用しないと勿体無いです。

スタディサプリの公式サイトはこちら。
【スタディサプリ】動画授業で苦手を克服

また、勉強や受験に関してご相談がありましたらこちらからどうぞ。
勉強のご相談

医学部合格がぐっと近づく!英作文のオンラインネット添削で圧倒的経験値を積む方法

2 Comments

きよ

今私はサプリ高1数学の各レベルを勉強してしています。KENさんのブログのサプリ数学は高校3年のことですか。

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Kenta Arai

大変返信が遅れて申し訳ありません。
高校範囲を一度も習ったことがないのであれば高校1年生用の講座からの受講をオススメします。
当記事で紹介した参考書は高3の講座と併用するのが良いです。
お問い合わせありがとうございます。

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