【BULK HOMME】スキンケアシリーズの洗顔料・化粧水・乳液の成分を徹底解説!

バルクオムのスキンケアラインの成分を医学生が調べてみた

この記事では「バルクオム」のスキンケアラインである以下の3製品について、成分を調査してみました。

  • 洗顔料 ”THE FACE WASH”
  • 化粧水 ”THE TONER”
  • 乳液 ”THE LOTION”

バルクオムがアピールしている成分だけでなく、全成分について調べあげたので日本一詳細なバルクオム製品の検証だと言えるでしょう

一から最後まで読む必要もないと思いますが、気になる商品や成分に付いてつまみ読みしてもらえると幸いです。

バルクオム製品を実際に1年半使ってきたレビューはこちらの記事をお読みください。

【徹底解説】メンズスキンケアブランドの「バルクオム」を1年半使った感想!

まとめ

最初に調べた結果をまとめておきます。

まず、洗顔料・化粧水・乳液はそれぞれ共通の成分も多いです。

肌に良い成分がベースとして含まれていて、洗顔料にはプラスアルファで汚れを落とす成分が、化粧水と乳液にはプラスアルファで保湿成分・肌の保護成分が含まれているという感じ。

肌にとって余計な成分はほとんど含まれておらず、ほぼ全てが有効成分で安全性が確認されているものという印象です。

全商品共通の成分は7つ

スキンケアラインだけではなく、バルクオム製品全てに共通する成分は7つあります。

つまり”THE FACE WASH”、”THE TONER”、”THE LOTION”のいずれにも以下の成分は含まれています。

公式サイトより引用

まずはその7つの成分についてそれぞれ解説していきましょう。

細かい成分はどうでも良いという人はここまで読むと十分な気がします。

リンゴ果実培養エキス

リンゴの果実細胞の培養物のエキスです。

他にも多くの化粧品に含まれています。

肌の幹細胞のに働いて皮膚再生を維持し、シワを予防してハリのある肌にする効果があります。

実際の研究でもスキンケアに有効であることが証明されている、注目のアンチエイジング成分です。

温泉水

こちらも化粧水などには含まれいることが多いです。

実際の温泉につかるのも美容効果があると言いますよね。

一口に温泉水といってもミネラル類がたくさん含まれています。

このミネラル類が肌からの水分の蒸発を防ぎ、皮膚の調子を整える効果があります。

グリセルグリコシド

復活の木」と呼ばれる植物に含まれる成分。

保湿効果・脂肪燃焼効果・メラニン生成の抑制によるシミ予防効果、皮膚のバリア機構を高める効果・肌を整える抗炎症効果などがあり、スキンケアのためにあるような成分ですね。

加水分解シルク

シルク(絹)のタンパク質を分解して作られたもの。

つまりアミノ酸の成分が、絹に特有の配合をしているもの。

皮膚のバリア機構を高めて紫外線や乾燥から守る効果があります。

チャ葉エキス

紅茶エキスともいい、チャノキから抽出される成分。

抗菌作用・抗酸化作用があるのでニキビケアの化粧品に配合されます。

皮膚のニキビ原因菌や酸化物質を抑えて肌の状態を良好に保つ効果があります。

ユズ果実エキス

ピーリング効果=古い角質を落とす効果があります。

古い角質がたまりっぱなしだと、肌がゴワついてくすんだような見た目になってしまいます。

古い角質は落として新しい肌を作る「ターンオーバー」がスキンケアにおいて大切です。

さらに、保湿効果、血行促進効果などもあります。

それにより、くすんだ肌からハリと潤いのある血色の良い肌にする働きをします。

セイヨウシロヤナギ樹皮エキス

こちらも古い角質や余分な皮脂汚れを落とす効果があります。

それによって新しい皮膚の再生を促し、ハリと艶のある肌になることが期待できます。

以上7つが全製品に共通する有効成分です。

余談ですが、スキンケア商品はとりあえず有効成分をなるべく多く配合すればいいというものではなく、それらのバランスが大切。

何度も仮設検証してどの成分をどのバランスで配合すれば良いのかを研究する必要があります。

スキンケア製品の質はそこにあり、それが価格を反映していると考えています。

洗顔料 ”THE FACE WASH”

上記の7つに加えて他の成分についても余すことなくみてきましょう。

肌に対して余計なものが含まれていないか検証です。

公式サイトより引用

線を引いたものは既に触れているものなので、それ以外を順にみていきましょう。

カリ含有石ケン素地

水酸化ナトリウム、水酸化カリウムを原料にした石けんのこと。

皮脂汚れを落とす役割があり、最も天然の石けんに近く、人肌に優しいです。

泡がきめ細かく、もちもちとしたものになります。

ただの水ですね。

洗顔料の伸びを良くするためにある程度含ませているのでしょう。

グリセリン

グリセリンは保湿成分として最もオーソドックスな成分。

肌に潤いと艶を与えます。

皮膚にもともと含まれるものでもあるので、肌に優しい天然の保湿成分と言えます。

ソルビトール

糖アルコールという種類の物質で、その中では最もオーソドックスな成分。

グリセリンと同じヒドロキシ基という化学構造が多数あり、これにより保湿効果が高められます。

保湿性と安全性が高く、様々な化粧品に配合されています。

BG

ブチレングリコールという成分で、こちらも保湿効果があります。

クレイミネラルズ

粘土から得られるミネラルの総称です。

粘土といっても小学校で触るようなものを指すのではなく、鉱物の細かい粒子でできた粘性のものという意味です。

温泉水の効果でも説明したように、ミネラルというのは肌からの水分の蒸発を防ぎ、肌の調子を整える効果があります。

ベントナイト

天然のコロイド状含水ケイ酸アルミニウムを指します。

皮脂の汚れを吸着する効果があり、すなわち余計な油汚れを落とします。

MEMO
クレイミネラルズとベントナイトは栃木県鹿沼市産のものが使われているそう。不要な汚れや皮脂を選択的に吸着して、必要な油分だけを残す働きがあります。

マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル

マカデミアナッツ油から得られる脂肪酸とフィトステロールズとのエステルです。

何のことやらわからないかもしれません。

肌からの水分蒸発を防いで潤いを保つ働き、また肌を柔軟にする働きがあります。

トコフェロール

天然にも多く存在するビタミンEのことです。

抗酸化作用があり肌荒れや肌の老化を防ぎます

キサンタンガム

微生物発酵により得られる天然高分子多糖類です。

増粘作用があります。

これは粘り気を高めるという意味です。

なのでスキンケアに対する効果というより、洗顔料をほどよい硬さのペースト状にして使いやすくする目的でしょう。

レシチン

天然にも多く存在する脂質です。

保湿効果があります。

水酸化Na

アルカリ性の化合物です。

肌は汚れがたまると酸性になります。

水酸化ナトリウムによって中和することで汚れが落としやすくなります

グリシン

天然の最もオーソドックスなアミノ酸です。

アミノ酸にも保湿効果があります。

エタノール

エタノールは抗菌作用・防腐作用があり、品質の安定化のために加えられていると考えられます。

エタノールはアルコールの1種ですが、皮膚に対する刺激は低く、一般に安全であると言われています。

フェノキシエタノール

こちらもアルコールの1種でエタノールと同様に抗菌作用・防腐作用があります。

また皮膚に対する刺激性も少ないと言われています。

香料

正直、香料はスキンケアという観点では不要と言えますね。

ただ洗顔料に含まれる成分の中では最も量が少ないです。

バルクオムの香りはほのかに香る程度で、かつ爽やかでフレッシュな香りで僕は個人的にかなり気に入っている香りです。

また洗い流してしまうと一切香りが残らないのもいいです。

まとめ
以上が洗顔料”THE FACE WASH”に含まれる全製品の解説でした。

こう見ると人工的に作られた成分は少なく、安全性の高いものばかりだと感じました。

またスキンケアのために有効な成分がバランス良く配合されていると考えられるでしょう。

化粧水 ”THE TONER”

公式サイトより引用

次に化粧水である”THE TONER”に関してですが、成分は洗顔料のものと同じものも多いです。

化粧水にだけ含まれているものは青線の3つ。

 トレハロース

命の糖と呼ばれていて、水分を保持する能力があります。

復活草と呼ばれるイワヒバの仲間などは、50年以上乾燥環境におかれても水やると再び成長しはじめたり、完全に乾燥しているクマムシが水を得ることにより活発に動き回るという例があります。

これはトレハロースが細胞内に何らかの働きかけをし、乾燥や極低温生体を保護しているのではないかと考えられています。

すなわちトレハロースは皮膚を乾燥から守り保湿する効果が高いです。

1,2-ヘキサンジオール

アルコールの一種で抗菌作用と保湿作用があります。

これにより皮膚にハリを与えて清潔に保つことができます

また防腐剤としての効果もあり、製品を長持ちさせます。

PEG-60水添ヒマシ油

トウダイグサ科植物のトウゴマから得られる植物油を加工したもの。

乳化作用・可溶化作用があり、他の成分を混ざりやすく均一にするために加えられていると考えられます。

まとめ
以上が化粧水”THE TONER”に関してです。

洗顔料から汚れを落とす成分を引いて、保湿成分をさらに加えたようなものになっていますね。

さらっとした使い心地ですが、素早く肌に浸透してかなり使いやすいです。

乳液 ”THE LOTION”

公式サイトより引用

最後に乳液である”THE LOTION”についてです。

洗顔料と共通のものに加えて黄色線を引いた11個の成分があります。

スクワラン

アイザメなど深海鮫の肝油中に多く存在する「スクワレン」という成分を加工したもので人の肌にも存在しています。

保湿効果・潤いを保つエモリエント作用・肌のバリア機能を高める効果などがあります。

肌を乾燥や紫外線から守り、柔軟で健康的に保つために働きます。

エチルヘキサン酸セチル

エモリエント作用があります。

すなわち皮膚からの水分の蒸発を防いでうるおいを保ち、肌を柔らかくする効果です。

イソステアリン酸ポリグリセリル-10

乳化作用があります。

他の油成分と水を混ざりやすくして、均一にするために加えられています。

ベヘニルアルコール

ナタネ油由来のアルコール。

乳化補助の役割があります。

イソステアリン酸ポリグリセリル-2

エモリエント作用があります。

パルミチン酸セチル

エモリエント作用・光沢付与作用があります。

肌を保湿して艶を与えます。

ステアロイルグルタミン酸Na

乳化作用があります。

水酸化K

水酸化ナトリウムと同様、アルカリ性物質です。

汚れた肌は酸性になっているので、中和して汚れを落とします。

まとめ
以上が乳液”THE LOTION”についてでした。

化粧水に加え、さらにエモリエント作用を加えたような成分になっていますね。

乳液は全体に塗りやすいけど、ベタつきも少なく、初心者にも使いやすい仕様になっていると思います。

さいごに

この記事はBULK HOMME公式サイトと、化粧品成分オンラインというサイトを参考にしています。

全成分を調べましたが、化粧品成分オンラインによると皮膚刺激性・皮膚感作性・眼刺激性などがほとんどなく一般に安全性について問題ないとされるものばかりでした。

スキンケアという観点において、余計なものはほとんど含まれておらず、肌に対してプラスの効果を示すものばかりで作られているという感想です。

成分について心配な方も安心してバルクオム製品が使えるのではないかと思います。

バルクオムを1年半使った感想も次の記事でみっちり書いているのでぜひ参考にしていただければ幸いです。

【徹底解説】メンズスキンケアブランドの「バルクオム」を1年半使った感想!